輸入住宅は国内の住宅と何が違うの?

輸入住宅は国内の住宅と何が違うの?

輸入住宅といえば海外ドラマに出てくるような家屋をイメージします。
広い間取りとテラスつきの外観など、国内の注文住宅や建売住宅にはあまり見られない特徴があります。
それは主に工法と機能性の違いから生じるもので、具体的にはまず建築時に使用される規格です。
日本はメーターモジュールを用いますが輸入住宅は1200mmから1220mmを中心にします。
また柱を用いて建築物を支える日本家屋と異なりパネル工法を用いて広い空間を創出するため、廊下や部屋に開放感をもたせることができます。
屋内や屋外のデザインにも違いがあります。
例えば玄関ですが、輸入住宅は屋内で靴を脱がないことを前提にしているため玄関からリビングにつながる間取りが可能です。
吹き抜けやサーキュラー階段といわれる曲がった階段、インテリアの視点から捉えた広々としたキッチンも輸入住宅ならではのスタイルです。
機能性からみた場合の違いは基本性能の高さです。
見た目だけでなく住み心地を大切にするのは厳しい自然と共存するためで、長時間にわたる屋内での暮らしを快適なものにするために密性や耐震性、防音性に優れた作りになっています。

輸入住宅にすることで得られるメリットとは?

輸入住宅のメリットとしては、洗練された外観・内装のデザインや間取りの広さ、耐久性・耐震性・耐火性の高さなどが挙げられます。
国内メーカーでも純和風のデザインであればそれなりのオリジナリティが発揮されますが、洋風の住宅といえば欧米が本場となってくるので、日本にいながら欧米のデザイン様式を求めるのであれば輸入住宅にするのがベストといえます。
他にも日本は国土が狭いことから一般的にコンパクトな住宅が多くなっていますが、輸入住宅は欧米を基準としているの日本と比較してもベースがゆったりしており、ベースとなる寸法に余裕があることによって細かい部分で生活の快適さを感じることができます。
また、耐久性の高さも魅力で、日本では家を建てても長くて親子2代までが住む程度の想定となりますが、木材の品質が高い海外の住宅では親子3代まで暮らせることも多く、良質な輸入住宅を建てることができれば孫の代まで住むことが可能になります。